年々高額になる歯科の新規開業コスト
理想とする歯科医院のイメージと、自己資金に加えて資金調達の額面…。
多くの先生は資金調達の面で業者任せの事業計画書を準備されているのではないでしょうか?
2025年は148円近い円安ドル高相場を見据えた状態が動くのではないかと私は考えております。そして金利の上昇なども踏まえ10年前より歯科の新規開業コストは上がりハードルはどんどん高くなっています。
2025年6月3日追記
理想とする歯科医院のイメージと、自己資金に加えて資金調達の額面…。
多くの先生は資金調達の面で業者任せの事業計画書を準備されているのではないでしょうか?
2025年は148円近い円安ドル高相場を見据えた状態が動くのではないかと私は考えております。そして金利の上昇なども踏まえ10年前より歯科の新規開業コストは上がりハードルはどんどん高くなっています。
2025年の歯科開業の相場は1億円
2025年の歯科開業は7000万円~1億が相場ですが、果たして歯科医師はこの金額の内容を適正であると証明できるのでしょうか?
そもそも業者が作った事業計画書がデタラメじゃないのか?自分がボッタくられていないかを判別できる先生は30人に1人いるかいないかです。
中には不動産テナントの常識的な賃貸契約の金額までボラれていることも多々あります。そして最もヤラれるのは建築内装費用。追加費用が掛かることは常識的にあってもそれを事前に知らされていなかったり、設計の導線やコンプレッサーの配置や動力、え?このビルって水道は屋上から降ろす古いタイプじゃないかよ!ってところまで事前チェックが出来ていないとあらゆるところに無駄なお金が掛かります。
ましてや、事業計画の使い道に「ホームページ100万円」って良く見受けられますが、100万円のホームページってどんなグレードだか知っていますか?歯科のホームページ業者って他の業種じゃありえないくらい高額です。皆さんが「これちょっといいな!」っていうホームページはだいたい撮影費コミでも50万円が良いところです。
つまり、業者が提示した80%くらいが適正価格で開業が出来るのです。つまり、頼った業者の時点で見積もりがおかしく事業計画書はデタラメ。金融機関も金利を高めに取りますし、その資金調達そもそも通るのかなぁ?ってことが多々あります。
事業計画書の資金計画に、
・ホームページ制作
・ホームページ年間管理費
・内覧会広告宣伝費
・予約システム年間管理費(E-Parkなど使った場合)
・リスティング年間広告費
など、掛かれていない場合がほとんどです。え?手出しですか?これだけで400万くらい運転資金がおかしくなりますよ?って思うのです。
POINT!
→歯科ホームページ適正価格=50万円くらい
物件は自分で探すことが重要です。
ですがここでも先生は失敗します。なぜなら良さそうで空いている物件を見つけると、貼られている「お問い合わせはこちらに」の不動産管理会社にすぐに電話しちゃうでしょ?
もしくは、平気で業者の紹介する物件を信じちゃう。
それ「売りたい物件」で「紹介したい物件」「先生に合った物件」じゃなくないですか?自分で市場調査できます?【市場調査の方法】って検索すると勉強できますので、まずはきちんと勉強することを勧めます。それでも自分は素人だと認識すべきです。だからこそ、自分で勉強したことを業者に聞いて答え合わせをするのです。そうすると嘘が見抜けますし、自分の間違いも気付けます。
1つの成功法として、もし自分の足で歩き気に入った物件があれば、この時点でアルファージールに電話するんですよ。なぜなら、ここで管理会社に電話すると契約時に不動産屋さんには1カ月分の仲介料を支払わなければなりません。ですが当社に問い合わせるとウチと提携している不動産会社が内見をしますので1カ月分の仲介手数料が50%になったりするんです。
家賃50万円なら25万円です。この時点で得しかしない訳です。25万円って言ったらちょっと良い歯科助手の1カ月の給料分です。
正直、物件紹介は私はよっぽどエリアを絞って頂かないとやりたくないのも本音です。なんでかと言うと結局ウィンドウショッピングみたいに決まらない先生も多いからです。そういう場合はウチの労力だけ割かれますから仲介手数料を安くするのはコストアウトしますし、お仕事にならないケースも多いというのが本音の本音です。
ですので、自分の足を使ってきちんと経営を考える先生にはメリットあるご提案をたくさんします。
ウチ、粗利が低いので。
POINT!
→すごく動いてくれる業者はどこかで必ず利益を乗せている
→人はタダでは動かない
事業計画書や資金調達について数字を読めない先生は200%ボッタくられます。それが歯科です。
こんなことを書くとまたイタズラ電話や陰口を叩かれますが、そうならない為にも簿記3級程度は勉強しましょう!たかが3時間程度でマスターできます。資格を取れって言ってるんじゃなくてざっくりで良いので薄っぺらいテキスト書を買ってやってみて下さい!
損益計算書が読めるだけで経営力はぐっと上がります。業者が作る資金調達計画、予算編成、事業計画、不動産賃貸に関する知識まで数字に強ければ開業する前から勝てるんです、なぜなら、いい加減な数字と計画は自分の首を絞めるからです。毎月の返済が5万円違うだけでも年間60万円です。金利が少しでも安ければさらにです。
本音はココ。
最近では開業を考え始めた時点で当社に足を運んでミーティングをしたり、こういった参考になるお話をたくさんしています。
携わった先生には心から成功してもらいたいですし、多くの成功ノウハウ、失敗した話を聞いて欲しいです。その上でどこの業者を利用しても良いかと思います。
はじめの1歩だけ、むしろ初見だけウチに相談してから他の業者に相談して事業計画とか作ってもらってみて下さい。そうすれば自分がどれだけボラれるか、適正価格がどのくらいだか分かります!ですが、他の業者に相談されてからウチに来ても他の業者さんをDisることになるので、事業計画書の読み方、資金調達には何から考えればいいのか?これセミナーでは教えてくれませんよ。なぜなら本当のことは他の業者が売り上げる上で困っちゃうので。適正価格だとユニット1台以上変わりますし、ちゃんと作ると業者さんも喜んでくれます。先生も借入返済や経営をしやすくなります。
POINT!
数字に強ければ倒産リスクは超下がります。
答えばかり欲しがる人は考えないから失敗します。
ここから開業をお考えの先生にはかなり衝撃的な内容をお伝えすることになりますが、私とて周りの業者を敵にするのは怖いところです。
ですが、伝えたい気持ちも強いのでこのページのここまでの視聴率がそのリスクを超えるべきかどうかで判断して公開します。
あと、ここには書いていない「開業すべき前にその物件、〇〇だけはチェックしましょう」というのを相談あった方にだけお話しています。
辛口な私ですが楽しみにしています。
株式会社アルファージール
代表取締役 小林大晃
2025年2月7日18:35
2025年6月3日15:31