雇用の失敗は資本減少以上の大損失

歯科経営者からの相談で3割以上が「スタッフ教育」であり、
「言ったことをやってくれない」「反発される」「向上心がない」というような内容でお悩みの経営者が多いのですが、共通してその原因は経営者の雇用責任であると言えます。
つまり、雇ってはいけない人物を歯科衛生士だからという理由だけで雇ってしまうと思わぬ大失敗をするのです。
残念ながら、歯科医師の多くは歯科医師としての勤務経験しかなく、複数の診療所を経営している法人であってもその内情は組織として未熟で、企業とはお世辞にも言えないシロモノであることが多いのです。
そのため、偶然的に奇跡的に現場力だけで成り立っている医院が多く、その勤務経験だけで開業され「自分は分かっている」つもりであっても、いざ開業したらこのような失敗で痛い思いをする先生がいらっしゃるのです。