歯科で患者を増やすために大切なこと

株式会社アルファージール 代表取締役 小林 大晃
歯科経営コンサルタント

地域から信頼される医院づくりと集患戦略

歯科医院で新規の患者様を増やすためには、地域との信頼関係を築く広告戦略と、インターネットを活用したWebマーケティングの両立が欠かせません。
近年、短期間で法人化・多院展開を果たしている歯科医院には共通点があります。
それは、地域社会とのつながりを重視しながら、計画的に情報発信を行っているということです。

この考え方は、大規模な医療法人に限らず、1診療所の開業にも当てはまります
新規開院においては、医業収益の要である損益分岐点を早期に超えることが安定経営の第一歩。
そのためにも、無理のないマネジメントと並行して、集患・増患の基本戦略を学んでおくことが重要です。

なぜ患者数が増えないのか

歯医者 経営 厳しい|歯科経営のアルファージール 

歯科医院でよくある4つの課題

歯科経営において、多くの先生方が次のようなお悩みを抱えています。

1.患者がなかなか増えない
2.スタッフの教育や定着に苦労している
3.自費治療の比率が上がらない
4.求人を出しても応募が少ない

どれも重要な課題ですが、まず取り組むべきは患者数(分母)を増やすことです。
患者様が安定して来院されることで、医院経営の基盤が整い、スタッフ育成や自費診療の提案にも余裕が生まれます。

地域密着の集患には「チラシ・ポスティング」も有効

お試し増患対策

内容 料金
近隣5000世帯にアプローチ ¥110,000(税込)

 

歯科・内覧会チラシ・歯科増患チラシ

オフライン広告の力を見直す

デジタル広告やSNSが注目される一方で、地域に根ざした歯科医院にとって、
今なお効果的なのが「ポスティングやチラシ配布」です。

たとえば、診療圏内5,000世帯への来院促進フライヤーを配布することで、配布当日に予約や問い合わせが入るケースも少なくありません。
当社では、近隣からのクレーム防止のため、保健所への事前申請・許可取得を行った上で、適切な方法で配布サポートを実施しています。

医療広告ガイドラインに基づく安心の宣伝活動

「医療広告でチラシは使えないのでは?」と思われる方もいらっしゃいますが、
現在の医療広告ガイドラインでは、内容や表現を正しく整えれば、チラシも合法的に活用できます。

適正な広告の基本ポイント

・誇張的な表現を避けること
・価格競争を助長するような文言を使用しない
・医療広告ガイドラインに準拠した内容にする

これらを守れば、チラシは地域の方々にクリニックを知っていただく信頼性の高い広告手段になりますし、保健所が認めたチラシの内容であれば心配はありません。(配布したマンション等からのクレームが起きる場合はあります)

長く選ばれる医院になるために

継続的な集患が安定経営につながる

一時的な集患よりも、地域に愛される歯科医院を目指すことが、長期的な成功につながります。
チラシ・Web広告・口コミなどを組み合わせ、地域の中で信頼されるポジションを築きましょう。

また、ホームページ管理も同時にお任せいただき、チラシの内容をしっかりと掲載することで相乗効果も期待できます。クロスメディア・マーケティングは歯科経営でもっともスピーディーに成果を出す方法でもあります。

ポイントまとめ

・地域との信頼関係構築が第一歩
・医療広告ガイドラインを遵守すればチラシも効果的
・早期の損益分岐点達成には、計画的な集患戦略が必要

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