医療費控除のページは必須
医療費控除のページはどの医院もトップ10に入る視聴率の高いページです。医療費控除のページが見られているのに自費が出ないのは取りこぼしや、機会損失を出している可能性が非常に高いと言えます。
出来れば自動計算が出来るページが良いでしょう。
自費治療が保険より良いことを伝える
「自費を勧めると患者が嫌がる」という先生がいらっしゃいますが、それは治療は選択できるということを伝えていないからです。
ホームページはそれを事前にクロージングしてくれるツールでもあります。保険診療は対処療法で歯の未来のことを考慮している治療では無いこともデメリットとして伝えるべきで、その上で保険診療を選ぶのは患者の自由意志です。ですが無理強いされていると思われたくないからしない、保険メインで治療をするというのは良い治療を受けたいという患者層を自ら排除しているとも言えます。
短時間で治療を終わらせたい
短時間・短期間で治療を終わらせたい経営者層などのニーズに応える内容もホームページには書いた方が良いでしょう。
常に歯科に通うネガティブイメージには、「治療が終わらない」「終わりが見えない」という言葉を内覧会では多く耳にします。つまり、今通っている歯科医院に不満がる層は一定数必ずあるのです。
お金を払ってでも早く治療を終わらせたい、通いたくないというニーズがあるのです。
衛生士枠をきちんと活用する
衛生士による定期検診の詳細は自費を増やすためには患者獲得にもっとも簡単で、最も増やしやすい項目です。
定期検診での歯のクリーニングを受けた方はもっと良いクリーニング(エアフローなど)を知れば受けてみたいと思う方は意外に多いものです。それはホワイトニングやセラミックなど自費ニーズの掘り起こしにも大きく貢献します。
ホームページには、「予防歯科」という注意をうけるキーワードより「歯の定期検診」と書いた方が圧倒的に視聴率が高まります。
見積書はけっこう効く
自費治療に家族の承認が必要なことは意外にあるものです。
ご家族のイエスが取れるような見積書を用意しましょう。
1.今の現状
2.放っておいた場合のデメリット
3.治療後のメリット
4.支払の多様性
5.保証
6.明確な料金
7.治療後の注意点
なども携わせると良いでしょう。
5年後を考慮したクロージング
若い年齢の方、特に女性は銀歯など気にされる方もいらっしゃいます。
ですが、歯科の知識を持っていないことが多く、自由診療で白い歯に出来ることをご説明するとそちらを選択される方もたくさんいらっしゃいます。
歯科医師や歯科従事者が思っている以上、患者さんは知らない方が多いのです。今、保険診療で治療を受けても再発リスクとその時の選択肢として自由診療をお教えすることも長い歯科経営を考えると1つ1つ丁寧に患者さまとの関係を深めることも重要です。
まとめ
書いたことを読んでも、実際に医院経営に取り入れることは難しいものです。
もし、ホームページやスタッフ教育も含めて自費率をアップされたい方はぜひお問い合わせ下さい。