歯科の看板・バイアス|間違った看板戦略

歯科看板

これを見て、何をイメージするでしょうか?
おそらく皆さんは当然のようにあのハンバーガー・チェーンを想像されたのではないでしょうか?

これがバイアス。
バイアスとは「偏見や先入観、思い込み」といった意味を持つ言葉です。

こちらはどうでしょう?

歯科に見えますか?歯科をイメージしてしまったら、すでにバイアスが掛かっています。
一般の方が見ると、歯科と言うよりは美容整形など、もしくは整体・整骨院かもしれませんが、歯科には見えないという返事が多かったのです。

こちらはどうでしょう?

歯科医師の方は分かると思いますが、一般の方の多くは
「あ!知ってる」「見たことある!」と、
これを「八王子の方の歯医者」や「インプラントの歯医者」という認識をします。

一般の方のバイアスは、あなたの歯科ではなく、この色合いだけで「八王子や横浜の有名な歯医者」という認識をします。

まさか、これを見て…と思うかもしれませんが、
これを見て「歯医者の看板」と思う人もいるのです。バイアスというのはそういうものです。

この看板、実は八王子の歯医者さんを応援してしまっているかもしれません。
これだけの「質・買取」と書いてあっても「これは歯医者」と捉えてしまう人がいるのです。

びっくりしますが、企業が植え付けるイメージはそれほど人に「間違った認識」を与えることもあるのです。

これを見せます。

どう見えますか?フレッシュネスバーガーを思い浮かべますか?
ハンバーガーにトマトが入っているだけでマクドナルドを想起してしまうと思います。

これを見て、「モスバーガー」と想起する人もいました。それはさすがに歪んでますね。
これは単なる素材写真です。どこのハンバーガーでもありません。

これが【戦略】です。

本質はここにあります。

これは単に素材写真です。

背景を変え、女性を消すだけでイメージは変わりますが、その看板は本当にユーザーを捉えているだけでしょうか?

経営戦略とはそういうものです。

「これが最適!」

と思っていても、実はまったく逆のことをしている場合もあるのです。

実は他人の応援をしている可能性もあるのです。

広告は「如何に認識されるか?」であり、看板は他の媒体とセットになって効果反響を生むことが多いのです。
ランチェスター戦略、まだまだ歯科では活用できます。

正しい広告戦略を。

歯科看板

どちらも「歯科」とは書いていません。

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