久喜駅にて開業内覧会以来、ホームページや増患対策を通じてお付き合いを頂いている医療法人社団樹伸会いしはた歯科クリニック様は、当社が多くを学ばせて頂いているトップクラスの成功歯科医院と言えるクリニックになります。
2019年からインプラント治療に注力し、初年度30本から4年目で291本、今期は400本ペースへと確実に症例実績を増やしております。
では、どのようにして成功なさっていったのかを我々外野から見た視点でご説明できればと思います。
（もちろん、石幡先生の人生のすべてを歯科に捧げている猛烈な勉強家である努力とバイタリティ、素晴らしいスタッフに囲まれているという部分以外でのマーケティング的な視点から書かせて頂きます）
石幡先生の成功法則の１つとして抜き出ているところは、徹底した継続率になります。
開業した時にホームページも当社にお任せ頂く上で歯科情報コンテンツの発信の重要性を推奨させて頂きました。
現在ではこれらをYoutubeなどでチャレンジする方も多いのですが、石幡先生は自身のホームページでの情報発信にとても努力なさって下さいました。
当時、歯科のブログコンテンツでは東戸塚の歯科医院さんが六本木の有名WEBコンテンツ・コンサルティング会社とのバックアップで、ほとんどの歯科ビッグキーワードでの上位表示を獲得されていました。「むし歯」だけでも上位表示されるほどでした。もちろんそのweb会社はコンサルFeeが100万は楽に越える中堅から上位層の中小企業向けでしたから現在では検索から消えてしまいましたが、いしはた歯科クリニックさまはご自身でライティングされたので、現在でも驚くほどの検索数を誇っています。
まったく落ちる気配がありません。
いしはた歯科クリニックのホームページのアクセス解析（Googleアナリティクス：GA４）を見てみましょう。
自費の向上を誘導できるユーザー数の分母がすでに他の歯科医院とはケタが違うと思います。
もちろん、多少（本当に少し）はリライティングさせて頂きましたがこのようなアクセス数は突発的には出ませんし（Yahoo！Japanの記事にでも出れば別ですが）、毎月コンスタントに出るのは、完成されたSEOコンテンツだからと言えます。
むしろ、真似をして書いてもミラーコンテンツになりご自身のホームページがマイナス評価になる恐れがあるのでご注意下さい。
それにしても、毎月3～4万人が見ているホームページですから、そこから来院される方の数もそれなりの数であると言えます。
弊社のお客様ではよく見られる光景ですが、いしはた歯科クリニック様もまた予約制にもかかわらず行列のできる歯科医院様です。
いしはた歯科クリニックさまが10年ほどでユニット2台から自社ビルが建つまでのストーリーの中に、圧倒的な情報戦略がありました。
それはホームページをセグメントするというやり方です。
ユーザーである患者さまは患者さまの数だけお口の悩みがあります。歯科の科目は4つであっても、お口の数は患者さまの人数の分だけあります。ですから、その問題解決となるホームページは「インプラント・入れ歯専門サイト」「小児サイト」「本サイト」「求人募集サイト」と入り口を複数持った訳です。
多くの歯科情報コンテンツは本サイトに集約しつつも、それぞれの分野はしっかりと単体で持つ。
これは企業で言う「事業部化」です。
「スマホ」を売っている事業部もあれば「野球チーム」を運営する事業部もある訳です。１つのホームページではおかしいですよね？つまり、成長する土俵を初期の段階で作っていた訳です。
昨今の若い世代は常に情報を先に入手してから取捨する時代です。
ホームページはもちろん、InstagramやYoutube、資料請求や無料相談もその１つです。
いしはた歯科クリニックでは、来院される患者さまの口腔内の食べる喜び、悩みの解決手段として義歯とインプラントをバランスよくご説明しお選び頂いていますが、それだけではなく、まだ来院されていない層にも広く門下を開く戦術として「資料請求～重厚なパンフレット」を郵送しています。
もちろん、チェアサイドでのパンフレットの提供も患者様の背中を押してくれる有効なツールにもなります。
インプラントメーカーの3つ折りパンフレットで薦めるのと、重厚な数十ページのオリジナルパンフレットを手渡された時に「どちらの医院でインプラントを受けよう」と思うでしょうか？もちろんそれは後者です。
100万円を売り上げるのにメーカーのパンフ1枚で売れますか？ブランド力、つまりカッコよくない歯科はカッコつけてる歯科に負けます。そういう時代なのです。
石幡先生にも他の多くの先生、成功する先生の共通点はズバリ「素直」であることと「お話を聞く力」があることです。
結果の出せない先生のほとんどは、ご自分のささやかな経験を全てだと信じて、その経験則でしか戦えないという特徴があります。餅は餅屋に聞くのが1番で、ご自分の経験などは何の根拠にも経験でもないのです。仮に私が歯科治療を分かったフリで先生からお話を聞いてたら「コイツ、なんにも分かってねぇな」と思われるでしょう。ただ、経営ノウハウと歯科経営の成功談と失敗談は先生よりはるかに情報として持っています。
素晴らしい先生は、少し疑いがあっても私たちのお話を素直に聞いてくれて実践してくれます。そして最大限の利益をご自分のものとしてくれます。私たちは先生の成功の下に成り立っていますから、未来の成功に価値を提供しているのです。モノを納品しているだけの業者が、経営者でもなくサラリーマン風情のくせに経営手法をアドバイスしてみたり、ウェブのことを語ってみても私からすれば「何言ってるの？経営もしたことないくせに」となるのです。
良い事ばかりを並べ立てる下心たっぷりの営業会社やサラリーマンは、先生が不機嫌になることは絶対にありません。なぜならモノを売りたいからです。その点、コンサルタントは医院のため、その向こうの患者さまの利益のために先生に苦言を申し上げることも職務のうちです。それが理解できない方は自分の欲しいものだけを摘まみ食いするように選びますから真実を知る前に損をします。短絡的な満足と利益を欲すると中長期の利益は手に入りません。
素晴らしい先生は、共通して私たちを育ててくれ、そしてご自身を私たちを利用して成長して頂けるという点に尽きます。
成功事例と失敗事例、結果が芳しくない時には是非当社にご相談下さい。
お話をするだけでも大きな利益につながると言えます。
