時代の流れは「患者さん」
昨今、歯科だけではなく医療業界全般で「患者様」から「患者さん」という呼び方(呼称)へ変更されることが普及しています。
これらは医療がサービス業であるかどうかの見解や、歯科においては自費治療のビジネス的な側面から「患者様」という『消費者』への敬称という考え方による側面もありました。
また、高齢化にともない「利用者」というご家族も含めた意味でも使われる言葉に対して「利用者様」であるべきか「利用者さん」であるべきかを発する医療者側からの呼び方と受け手の感情的な感覚の変化もあり、全体的には大手医療法人社団などにも「患者さん」「利用者さん」という呼び方が一般的に浸透しています。
多くの患者やご家族の方も「お名前+さん」で呼ばれる方が温かみを感じるそうです。
これらの呼称についてホームページなどで公開している医療法人社団も多く見受けられるようになりました。
確かに「~様」を使うことで消費者としての権利の意識を増長させ、診療においてトラブルを招く事例もあるようです。