Instagramは無駄な頑張りです

効果と反響のないInstagram

結論から言うと歯科医院のInstagramはやっても意味がありません。
何故なら、私が見る限り100%の方がInstagramの運営方法を理解していないからです。

一生懸命、医院の楽しそうな雰囲気を醸し出しているような「映える写真」をアップしてても、ちっとも「いいね」の数が伸びていない…。これはかなり痛いです。
そんなことしてる暇があったらクリニックの掃除か、ホームページの更新でもしたら良いのに…と思ってしまいます。

フォロアーが同業ばかり

これは本当に無意味で、一生懸命、フォロアーや相互フォローをしてても同業ばかりで相互しているのは一般ユーザーからすると、自分の知っている先生や知人にバレたら嫌だな…とネガティブに思ってしまいます。

フォロアーが同業ばかりだと良いことは1つもありません。

誰に向けてやってるの?

もしかして、同業の歯科に向けて「やってる感」をアピールしたいなら分かりますが、これはSNSです。仕事で活用するのであれば、少しは戦略的に物事を考えるべきです。

さらに言うなれば、歯科はコンテンツを重視することで自費率アップや集患が期待できるビジネスモデルです。
つまりユーザーは有益な情報や問題解決を求めているので、ホームページなどの活用は大いに期待が出来ますがInstagramやTwitterは期待値が低く、目的と戦略がないSNSははっきり言って意味がありません。

正しい運営の仕方

私は小規模範囲でSNSを使うのが上手いほうだと思います。
自主企画のイベントではTwitterを中心に1日に130人ほどの動員を成功させ、プライベートBARは常に満員(毎日ではないので)。

Instagramからも内覧会以外のお問い合わせがたまに入ります。
意外にもメッセージから人脈が広がったり、憧れのアーティストの所属事務所の方が近隣に住んでいるというご縁でお会い出来たりしたこともあります。

笑える話ではTwitterで炎上してしまったご縁で堀江隆文さんともお会いさせていただいたこともあります。
その流れでホリエモンチャンネルに内覧会事業をアピールさせていただく機会を頂きました(ガチガチでしたが。笑)

要は、しっかりと目的を持って、それに対して効果や反響が出るような運営の仕方をするということが大切です。
・患者も欲しい
・自費も欲しい
と、
・楽しそうな雰囲気
・ただ「やってる感」
とは目的が違いますし、同一アカウントでは成立しません。
また、
・患者に有益なコンテンツ
が最もバズる訳ですが、これは今ではInstagramではなくTikTokのほうが合っています。ただし、顔出しなどが必要になるのでリスクは伴います。

そう考えると、情報に埋もれているSNSよりホームページのほうがやはり歯科経営には適していると言えます。

では、どう活用するか?

まずはアカウントをきちんと分けましょう。
※個人アカウントとビジネスアカウントの区別がつかない方はネットでググりましょう。この段階で理解できない方はSNSはやるべきではありません。

アカウントは「目的」によって使い分けます。
・患者向けの有益な情報コンテンツ
・自費の集患向けコンテンツ
・募集を目的とした内容
歯科では、おおよそこの3つくらいから始めるのが良いでしょう。

段階的な活用方法は簡単に説明すると、

1.目的別アカウントの設立
2.更新頻度と更新内容の計画を立てる
3.フォロアー獲得行動(営業

です。

1.に関しては上記の通りで、大切なのは「2」で、どんな内容をどのような頻度で更新するかを始める前に決めることです。
ここで計画を立てない方は100%失敗します。あくまで、これは仕事の一環ですから、計画は必須です。少なくとも上手に活用するコツは「自分の欲しいことばかり優先しないこと」です。SNSは常にユーザーに有益な情報を提供した人が勝つという法則があります。【求める前に与えよ】です。
最後に「フォロアー獲得」です。SNSでのビジネスアカウントは要は会社です。誰かが外に行ってこちらにも来て頂くために「いいね」などをして誘導することも大切です。ここで多くの人が無駄にハッシュタグさえ付ければ見てもらえると大きな勘違いをしていることに反響が出ない理由があります。

そして、あくまで最終は「目的を達成させるため」ですから、コンバージョンの設定を明確にすることが最も大切です。

詳細は、お会いした時にノウハウを聞いてくださいね。

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