歯科開業・内覧会で失敗する人、経営者とは

他社での内覧会の失敗をご相談いただく

以前から1年に数件ほど、「内覧会は行ったが患者が思ったように来ない」という他社で内覧会を行った歯科医院経営者からご相談を頂くという案件が必ずあります。

立地は良い、内覧会も盛大に行ったと思う。でも患者にはつながらなかった、自費も伸びない、思ったほど患者数が伸びないし何よりも衛生士枠が全然埋まらない。

では、どうしてこのような結果に繋がったのでしょうか?

問題はおくさま?

開業において奥様のお力を借りる院長が多いのではないでしょうか?
人生の大きな勝負どころですから、パートナーである奥様の意見は時に絶内な決定権を持ちます。

そして、華やかな開業イメージは地域の方の笑顔にあふれる、愛される医院のイメージでいっぱいになり、喜ばれる内覧会や楽しいイベントを開催したくなる方が多いのも本当に分かります。
実際に、「お祭りのような内覧会は出来るのか?」とお声をいただくのはだいたい奥様です。

ですが、ここに失敗の原因が生まれます。

果たして、地域の方は歯科医院にお祭りイベントや、楽しい内覧会を期待するでしょうか?
デンタル・リテラシー、医療をきちんと考えるご家族はお祭りイベントのような客寄せをする歯科医院には行きません。むしろ、
「無料で何かくれるから」
「タダで子供を遊びに連れていける」
というレベルの方を誘い込むだけで、一般的な治療ニーズのある患者を獲得出来ないことのほうが多いのです。

開業は、確かに夢と希望、華やかなイメージをたっぷりと膨らませて盛大に行いたいのは分かりますが、歯科医院の開業は結婚式ではないのです。あくまで医療、診療所の開業です。
そこには、おごそかで粛々とし、安心と信頼感を得る努力はしても、お祭りのような、さも客寄せや金儲けを連想するようなイベントを行うと思わぬ失敗をする場合があります。

患者となる地域の方は、シビアに開業する医院のレベルを見定めるからです。

内覧会はソリューション・イベント

昨今の歯科内覧会は、10年前のようにやれば来るという時代ではありません。
多くのテレビ番組やコマーシャル、ここ数年ででも日本人の歯科医療における知識は大きく向上しました。

さらに、この歯科医院の増加により歯医者はしっかり選んで行く時代です。
そんな中で子供だましのイベントで患者が獲得できるでしょうか?はっきり言って出来ません。

かと言って、
医院に予防だの、機材説明などペタペタ貼って文化祭のつまらない催し物(マジメで面白くないクラス、ありましたよね)で、スタッフによる棒読みをしても、これもまた予約に繋がらないのです。

令和の内覧会は、1人1人の口腔内の悩みにしっかりとお答えするソリューション・イベントのほうが失敗はしません。
内覧会はただでさえ、天候や状況に左右されやすいイベントです。

なんとなくプレゼントがもらえる、こどもが喜びそう(しかもお金がかからない!)、そのようなイベントだと大きなお金を掛けたとしても、結果として患者が獲得できず失敗します。

逆に言えば、内覧会ではそれほど集客結果が出なくても、治療AIDMAを引き上げた内覧会や告知戦略を行えば、しっかりと患者が集まり、自費も増やせます。


当社では、内覧会だけでなくホームページ運営などの、開業後のサポートを行うのでアナリティクスやGoogleビジネスプロフィール(MEO)の運営、Googleサーチコンソールによる改善など、開業後のサポートもしっかりと行えるので、データに基づいた集患・増患対策、そして自費率アップもサポートが可能です。

TOPへ