歯科開業・内覧会で失敗する人、経営者とは

2023

内覧会の失敗をご相談いただく

以前から1年に数件ほど、「内覧会は行ったが患者が思ったように来ない」という他社で内覧会を行ったり、自分たちで内覧会を行ったが

「思ったように患者が来なかった」
「治療患者につながらなかった」

と、歯科医院経営者からご相談を頂くという案件が増えています。

立地は良い、内覧会も盛大に行ったと思う。でも患者にはつながらなかった、自費も伸びない、思ったほど患者数が伸びないし何よりも衛生士枠が全然埋まらない。

では、どうしてこのような結果に繋がったのでしょうか?

失敗する原因を分からないで内覧会をしてしまう

歯科医師の多くは残念ながら一般社会と一般常識から考え方やモノの見方が少し離れている・ズレている傾向にあります。
これは悪い意味ではなく、先生方は勤務医時代から先生と患者という少なからず上下の関係性で社会活動をスタートさせます。つまり、患者との関係性は築けても地域との関係性を築くことを考慮した開業で失敗することが多いのです。

・歯医者さんは歯医者の枠を超えると嫌われる
・歯医者は金儲けだ
・歯医者がなんでそんなことしてんの?

これが内覧会を行う上で地域の方に持たれてしまうと取り返しのつかないヤバいイメージです。
つまり、当社がどうして業者として他の内覧会業者と同じようにコストのかからない社員や派遣アルバイトを使わず、50人近い歯科大学生・歯科衛生士・歯科技工士や助手を教育して内覧会スタッフとして起用しているかが分かるのではないでしょうか?

歯医者がお祭りイベントで客寄せしてるぞ?
・歯医者が業者を使って開業アピールしてる
・歯医者が何かやってる!
・よく分からないけど歯医者が出来た!

これが内覧会の失敗するイメージと嫌われる開業の法則です。

地域の方は(地方に行けば行くほど)、新しい歯科医院さんを「よく分からない歯医者か何か」という目線でイメージします。「歯医者と美容院、整骨院ばっかりだ」なんて話もよく聞きます。地域によっては「どこの馬の骨かも分からないヤツが金儲けのために歯医者を開いた」とまで言うものです。怖いですが本当の話です。

つまりは、きちんと地域の方にどうやってご挨拶させていただき、仲間入りさせていただくかがポイントなのです。
そう考えると、子供が喜びそうなお祭りイベントなどは小児歯科専門であったとしても習慣につながるでしょうか?答えはNoです。子供をお金のかかるアトラクションに連れて行く代わりにタダでお祭り気分を味わえる内覧会に来る質の低い層をターゲットにしてしまうだけです。

歯科が、歯科としてより良い医療を求める層をターゲットとする内覧会を行わなければ結果として失敗をするのです。

内覧会で失敗する医院はホームページが残念

歯科医院が堂々と広告宣伝できるツールはホームページだけです。
ここにケチると失敗します。

歯科経営は医療ではありますがビジネスです。掛けるべきところにコストを掛けない経営者は失敗します。
ましてや、
・生産性の低い上に、ランニングコストの高い予約ツール
昨今、WEB予約はあって当たり前なので、コストが高いものを選ぶのは無駄です。
E-Parkやホットペッパービューティーにコストを掛けるのもちょっとリテラシーが低すぎます。E-Parkにおいては立地や競合が多いエリアであれば非常に有効なツールですが、「ゾス!ゾス!」言っている営業マンに乗せられてしまうとコストに見合わない未来が待っています。(わたしも昔は「ゾス!ゾス!」言ってました。池袋ですから。笑)

ホームページで集患をするにはいくつかコツがあります。

1つは衛生士枠が埋まりやすい施策をすること。
もう1つは自費をメインにやりたいとしても開業時の保険診療は入りやすい環境をホームページに作ること。
最後に、MEO対策はホームページ運営とセットで自分で行う事。
※MEO対策にお金を掛けるのはナンセンスです。Googleのサービスはすべて無料です。ですので、そこにお金を払うのは間違っています。

つまりは、当社に聞いて学んで身に着けたほうが絶対に良いと断言できます。
スタッフさんも成長できる職場になるので離職率が低くなるでしょう。

つまり、内覧会とホームページは別の会社に頼むと開業の失敗に結びつくリスクがあるのです。

内覧会はソリューション・イベント

昨今の歯科内覧会は、10年前のようにやれば来るという時代ではありません。
多くのテレビ番組やコマーシャル、ここ数年ででも日本人の歯科医療における知識は大きく向上しました。

さらに、この歯科医院の増加により歯医者はしっかり選んで行く時代です。
そんな中で子供だましのイベントで患者が獲得できるでしょうか?はっきり言って出来ません。

かと言って、
医院に予防だの、機材説明などペタペタ貼って文化祭のつまらない催し物(マジメで面白くないクラス、ありましたよね)で、スタッフによる棒読みをしても、これもまた予約に繋がらないのです。

令和の内覧会は、1人1人の口腔内の悩みにしっかりとお答えするソリューション・イベントのほうが失敗はしません。
内覧会はただでさえ、天候や状況に左右されやすいイベントです。

なんとなくプレゼントがもらえる、こどもが喜びそう(しかもお金がかからない!)、そのようなイベントだと大きなお金を掛けたとしても、結果として患者が獲得できず失敗します。

逆に言えば、内覧会ではそれほど集客結果が出なくても、治療AIDMAを引き上げた内覧会や告知戦略を行えば、しっかりと患者が集まり、自費も増やせます。


当社では、内覧会だけでなくホームページ運営などの、開業後のサポートを行うのでアナリティクスやGoogleビジネスプロフィール(MEO)の運営、Googleサーチコンソールによる改善など、開業後のサポートもしっかりと行えるので、データに基づいた集患・増患対策、そして自費率アップもサポートが可能です。

お客様に育てられ、三方善しの精神とノウハウ

株式会社アルファージール 小林大晃

経営は成功と失敗の繰り返しです。

いくら勤務医時代に完璧と思っても、いざ自分で経営をしてみると思った以上に上手くいかない場合もあります。
ですが、医院を経営し、市場に生き残っているうちは負けではありません。
必ず成功する道筋は作れます。

私たちも、はじめは歯科の業界を持ったく知らないところからスタートしました。
自分たちのノウハウがどのようにすれば歯科医院や経営者の皆さんにプラスをもたらせるか、10年以上の歳月の中で、お客様に育てられ、お客様と共に悩み考え、今日までに至り、日々成長をしております。

もし、開業してみたが思ったように結果に結びつかなくてお悩みであれば、ご相談下さい。
私たちは成功するまでのノウハウやスキームをたくさん持っています。
聴くだけでも得をすると思います。

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