バッファ

ビジネス用語。予算や日程、人材・物資・在庫などに設ける余裕。

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良い歯科衛生士を求人募集でGETする開業前の3つの方法

開業前に考えておくべきこと

歯科開業において、歯科衛生士の雇用・獲得は経営のスタートに勢いを付けるためにも戦略的な思考と手法を用いるべきです。今回はその手法をまとめてみました。

1.開業1年前からホームページを作る

今はホームページとSNSを戦略的に使いこなせるかが、歯科経営の成功を分けると言っても過言ではありません。ですがインターネットIQの低さを歯科セミナーで補うレベルでは業者にカモにされるだけです。
良い歯科衛生士を求人募集において獲得するには、まずホームページをどれだけ早く用意するかがネックになります。開業2~3か月前に募集サイトで募集を掛けるほど愚の骨頂はありません。
まずはホームページを作りましょう。

ホームページを作る理由

優秀な人材は直近で求人検索などはしません。
当社にも40名ほど歯科衛生士・歯科助手らが内覧会スタッフとして在籍していますが、優秀な歯科衛生士や歯科助手ほど、今、勤務する歯科医院を辞めて新しい歯科医院を探すことに対して時間を掛けます。その為には、1年以上前から求人募集を掛けるのではコストが膨れ上がってしまいますから(その上、資金調達においても時間軸がマッチしない)、ホームページを仮製作で作るのです。
そこに詳しい求人募集内容を記載するのです。

開業日は曖昧で良い

「開業日が決まっていないなら募集できないのでは?」
と思うのは企業などで働いたことがない歯科医師ならではの考え方です。
一般的には新卒の4月入社でもない限り、おおよそ企業では春と秋の4月9月を入社・中途採用の時期と定めています。
ですので、おおまかに『来春オープン予定!早期面談、希望条件相談受付中!』としてホームページを募集を掛けましょう。
もちろん、無料で掲載できるGoogleジョブズや募集サイトに掲載することも大切です。その辺をマルっと相談できる当社にお問い合わせをするのが賢いやり方です

辞めたくなる理由とは

優秀な歯科衛生士が辞めたくなる時期とはいつでしょうか?正解は6か月です。
入職3か月程度までは優秀な歯科衛生士ほど医院に合わせて仕事をしてくれます。ですが無能な院長や経営者、キャリアアップの出来ない職場環境、頭の悪い周囲のスタッフ…などで心が折れ始めるのが6か月ごろなのです。9月に中途採用がある理由がなんとなく分かると思います。
ですのでバッファを取って1年ほど前から準備をしておくべきなのです。いわゆる2期分のバッファを取ってということになります。

歯科衛生士らが辞めたくなる理由は簡単です。

・経営者が無能
・学べない、成長できない
・就業規則、評価基準がない
・社会保険、福利厚生が悪い
・仕組みがない、給与が上がらない

です。つまり逆のことをすれば優秀なスタッフは辞めないという事になるのですが、無能な経営者は無能であることを自分で認識しないので、いつも結果が自分の能力と等価交換になる傾向があります。中小企業では、経営者が無能でも仕組みがしっかりしていることで中間管理職が育ってくれたり、会社組織として理念やビジョンがしっかりしていれば、経営者単体での能力が経営それとは別問題になることがあります。

ただ、歯科経営はあくまで個人事業主からスタートですから、会社組織のように『仕組みを作れない経営者』の場合は、永遠にご自分がプレイヤーになります。
若いうちは良いですが、ヒト・モノ・カネのうち、ヒトとカネに苦労すると後々が大変ですし、任せられるNo.2がいると経営は非常に楽ですから開業前の時間がしっかり取れる今、準備をしておきましょう。

2.仕組みを作る

面接からプランを話せる相談相手に

開業を定めた期間に対して、上記準備の時間的なスケジュールを定めましょう。
もし難しいのであれば、その辺をマルっと相談できる当社にお問い合わせをするのが賢いやり方です。仮に12か月であれば3か月ごとの目標を立て、就業規則や評価基準、歯科衛生士に求めることや昇給基準などを大まかにでも作ってしまうことです。

もしここで、面談などがあれば、そのスタッフに内容を話して相談してみるのも良いでしょう。
退職を確約しなくても、開業までにこれらを手伝ってくれるスタッフとして起用しても良いですし、それらを相談する打ち合わせなどの時間にも給与はしっかり支払いましょう。懐に余裕があればポケットマネーも良いかもしれません。彼女たちが休日などを利用して、新しく開業する先生のために準備を協力してくれるわけです。本当の意味でのオープニング・スタッフとして貢献してもらいましょう。

3.勉強会を開く

早い段階で2名以上スタッフが雇用できても出来なくても、参加者や相談・面接に来たら勉強会を開きましょう。

・医院の理念、ビジョン
・求めるスタッフ像
・集患対策
・患者を集めるには

これらを行うことで開業までに即戦力になり、さらにモチベーションの高いスタッフを準備することが出来ます。内覧会での治療予約の獲得のためにも大切です。
これらは医院が出来ていなくても出来ることです。

セミナールームなど都心部で開くのも良いかと思いますし、Zoom会議でも良いでしょう。
今時、優秀な歯科衛生士でPCを持っていない人はいません。パソコンで基本的な仕事ができるのは社会人として最低限のスキルです(逆に学生の頃、レポートとか何で調べて作っていたのでしょう?)。もし難しいのであれば、その辺をマルっと相談できる当社にお問い合わせをするのが賢いやり方です

さいごに

これらはホームページにおいて活動報告しても良いアピールになります。
開業後に歯科医師を雇用する上でも、「入職後に学べる職場だ」と思っていただけるホームページ作りは何よりも優秀な求人募集媒体として活躍してくれます。

いつもいつも、人材に枯渇している歯科医院経営者を見かけますが、栓の抜けたお風呂にお湯は貯まりません。しっかりとすべきことをして、資本というコストを投下して見返りを手にしましょう。

もし難しいのであれば、その辺をマルっと相談できる当社にお問い合わせをするのが賢いやり方です


ホームページ製作は当社は開業前に準備する内容については、サービスで行っております。
仮サイトとして製作し募集サイトとしてご活用下さい。
その裏で本サイトを製作し、開業後に取り換えて(合わせてもOK)で公開することでしっかりとしたSEO対策、検索上位が見込めます。その辺はマルっとご相談ください。

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