E-E-A-T 歯科に求められるGoogleの検索品質評価ガイドライン

E-E-A-T(旧E-A-T)

E-A-TとはGoogle

ホームページにおけるSEO対策は歯科経営にとって重要な課題です。
Googleのアルゴリズムが進化、アップデートされていくことでキーワードや無意味な外部リンクなどは効果がなくなっており、Googleはさらなるユーザーに正確で有益な情報を提示できるようE-E-A-T…Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取った「検索品質評価ガイドライン」を定めました。

1.Experience(経験)
2.Expertise(専門性)
3.Authoritativeness(権威性)
4.Trustworthiness(信頼性)

専門性(Expertise)

Google側が求めるのは常にユーザーにとって有益な情報を提示しているか、求める問題を解決まで導けているか?ということがSEOにおける最重要課題であると言えます。
歯科医院のホームページはコンテンツ作成者は院長になりますからGoogleが求めるWebページの「経験」は「信頼性」が高く「専門性」が高いと言えます。
しかしながら、多くの歯科医院のホームページは記載している内容がほとんど同じで「専門性」に欠けているとも言えます。つまり、特化した内容があり、専門性が高ければ高いほどGoogleは評価します。

患者・患者見込み、ユーザーの求めるニーズを「分かりやすく」「的確に」満たせるホームページの専門性に特化した高い内容が求められています。

権威性(Authoritativeness)

Googleが求める権威性にとって歯科のホームページでの発信力はGoogleは「信頼に値する」と判断・選定します。

・治療(様々なケース)
・予防(患者に有益な手法、学び、啓蒙)
・自由診療(高いレベル、材質などの治療選択とその情報)

これらを優位に提供し、SEO対策的にもGoogleから信頼性を獲得するには「院長の経歴ページ」です。ここにどの大学や学会に所属しているか?どれだけ信頼に値する研修や学びをしているかなどは非常に重要です。
所属する学会のホームページなどに自身のホームページをリンクされている、またはその学会のホームページに自身の名前が書かれているところにリンクを貼り信頼性を得ることも良いことと言えます。

信頼性(Trustworthiness)

信頼性とは「誰が書いたか?」です。
例えば、「親知らずの抜歯」や「歯の根っこの治療」を書く上でユーザーが知りたいのは、

・痛い?
・治療は何回くらい?時間は?
・どうやって治療するの?
・保険適用?
・いくらくらいかかるの?
・自費でやるなら?保険とどう違うの?
・痛み止めとかもらえるの?

など、先生にとっては当たり前かもしれませんがユーザーにとっては知りたいことだらけです。
そして最も重要なことはその記事を誰が書いたか?ということです。ですので、最後に「〇〇歯科医院 院長 〇〇 2022年2月15日記載」などを書くことも非常に良いと思います。

その他の対策

これらの施策をしっかり行い、さらに何が出来るか…というのも気になるところです。
ここはホームページの基本的なところですが、

1.Googleビジネスプロフィールにしっかり登録する

旧Googleマイビジネスのことです。診療時間や医院の写真、ホームページURLなどをしっかり記載しましょう。予約URLも入れられるので増患対策にも効果があります。但し、これらは業者に任せず自分で行いましょう。
特に業者任せのクチコミ増加などは確実にバレます。当社のようなホワイトな会社に手法は相談して下さい。

2.URLのセキュア化(HTTPS)

いまだにホームページのURLがHTTPのままになっているホームページはハッキングされる可能性があるのですぐに変更しましょう。
GoogleはSSL化を強く推奨しており、逆にしていないサイトはマイナス評価を受ける場合もあります。

3.Whois情報の公開

これはリスクもあります。Whois情報の公開とは、IPアドレスやドメイン名の登録者等の情報を誰でも確認できるようにする方法です。

・登録ドメイン名
・ドメイン名の登録年月日
・ドメイン名の有効期限
・ドメイン名登録者の名前および住所

ですが、これにより営業電話が頻繁に掛かってくるようになることも事実です。

まだ、色々ありますが、それらは是非お問い合わせにて聞いてみてくださいね。

株式会社アルファージール
代表取締役兼 歯科経営コンサルタント
小林大晃
2022年2月15日執筆

 

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