歯科医院を開業するにおいて、不思議なことに初めから経営が苦手だ、あまりやりたくないと仰る先生がいらっしゃいます。
では、なぜ開業をするのかというと、ほとんど同じような答えが返って来ます。ですが、それは重要ではありません。歯科医師にとって開業は大学を卒業し、勤務医を経て、その次の決められたステップのようなものだからです。
ただ、経営が苦手でも経営から逃げるわけには行きません。
都内には年収が200~300万程度の歯科医院経営者が多いと言われ、全体的には5人に1人がそれらに入るという話も有名です。実際には平成29年度の医療経済実態調査では個人の開業医は平均年収1187.9万円と出ています(PDF32ページ目)。
ですので、開業してとりあえず内覧会を開催し、ホームページもそこそこお金を掛け、月に1度の矯正歯科相談会で矯正の患者をそこそこ獲得できて、インプラントや自費の入れ歯がまぁまぁ出て。衛生士枠もまぁまぁ埋まって…となれば、いわゆる「成功」となりますが、そうじゃない場合はどうすれば良いのでしょうか?
おおよそ、このような場合に歯科医師のほとんどが経営が苦手であり、経営を勤務してきた経験でしか学んでいない方がほとんどです。経営書なんて読んだことがない!という方がびっくりするほど多いのも事実です。
良い結果が出ればそれに越したことは無いですが、もし思ったより患者が獲得できない、売り上げが上がらない!という場合には早急に対処しなくてはなりません。
しかし、その際に多くの歯科医院経営者が失敗するのが、
・何かを導入すれば良くなると考える
・セミナーの話を鵜呑みにする
・DVD買っちゃう
というパターンです。
普通は、
・事業計画書を見直す
・患者が増えるスキームを再考する
・情報発信に時間を掛ける
のですが、シングルタスクを得意とする歯科医師の先生は鳥瞰的に歯科経営を考え、マーケティング理論に基づいて計画を立てることが苦手です。ここを物売りコンサルタントやセミナーコンサルタントに食い物にされてしまうのですが、重要なことは数字に基づいて計画を立てることです。
これは優秀な税理士であれば提案をしてくれるのですが、税理士というのは基本的にただの帳簿屋です。コンサルタントっぽい顔をするのは得意ですが、実際の歯科経営のノウハウや問題解決などはほとんど出来ません。
ここで相談すべきは株式会社アルファージールです。