中高年に注力する歯科内覧会・開業とは

中高年層に信頼される歯科内覧会と開業戦略

代表取締役 小林 大晃
TAIKO.KOBAYASHI

医療理念を活かした経営戦略の重要性

歯科開業では、先生ご自身の診療方針や専門分野を活かした治療を行うことが理想です。
しかし、経営面では一般診療・衛生士枠の確保・地域との信頼関係など、幅広い視点が求められる時代となっています。
特に近年は、「やりたい治療」だけでは持続的な経営が難しいという現実もあります。

そのため、開業初期には診療の専門性を発揮しつつ、地域全体から信頼される医院づくりを行うことが不可欠です。

歯科内覧会は「告知」から「信頼形成」の場へ

かつて歯科内覧会は「開業のお知らせ」としての役割が中心でした。
しかし、近年では、患者が医院を選ぶための比較・検討の場へと変化しています。
つまり、内覧会は単なる集客イベントではなく、
先生の診療方針や専門性を伝え、信頼を生むためのコミュニケーションの場として機能するようになっています。

内覧会の目的は、より歯科リテラシーの高い患者層と出会い、開業後のトラブルを防ぎながら、良質な患者層を安定的に獲得することにあります。

中高年層に注力した開業・内覧会の意義

中高年層、特に1970年代前後に生まれた第二次ベビーブーム世代は、現在50代半ばを迎え、口腔内や全身の健康に多くの課題を抱える層でもあります。
この世代は、歯周病・欠損・義歯・咬合・全身疾患との関連性に強い関心を持っています。したがって、開業・内覧会では、保険診療から自費治療までを包括的にサポートし、「信頼できる主治医」として選ばれる存在になることが成功の鍵です。

歯科衛生士枠を早期に埋める仕組みづくり

近年、歯科への意識向上に伴い、定期検診を希望する患者数は増加傾向にあります。
国の「歯周病健診」推進や、事業所における歯科健診義務化の流れもあり、今後さらに需要は高まると考えられます。

つまり、診療圏内で定期検診の枠を早期に確保することは、地域貢献だけでなく、経営の安定にも直結します。当社では、ランチェスター戦略を基にした「地域に選ばれるクロスメディア戦略」により、開業地域での定期検診・メンテナンス患者の囲い込みをサポートしています。

歯科内覧会で重視すべき5つのポイント

当社が推奨する歯科内覧会では、“数より質”を重視します。単に見学を促すだけでなく、「院内ツアー&個別相談会」という形で、
一人ひとりの患者と向き合う時間を設けることで信頼を高めます。

アピールすべき内容の優先順位は次の通りです。

1)定期検診・メンテナンスの重要性
2)健康と歯周病の関係性
3)義歯・欠損部の相談
4)歯並び・呼吸・小児歯科への対応
5)院内設備の見学・理解促進

これらを順序立てて伝えることで、患者との信頼関係を築きながら、医院の理念を自然に伝えることができます。


地域に長く愛される歯科医院へ

中高年層に寄り添う歯科内覧会・開業は、単なる集客施策ではありません。
それは、地域に根ざした医療提供と患者との信頼構築を両立させるための第一歩です。

先生の専門性を活かしつつ、地域の健康に貢献する医院経営を共に実現していきましょう。

歯科チラシ
歯科内覧会チラシ

2024年に広告大賞クロスメディア賞を電通や博報堂と並び、受賞したインプラント専門の歯科チラシは大きな成功を収めております。

歯科内覧会チラシ

看板を出せない条件においても定期的に新聞折込で集患対策。自費率の高い医院経営でありながら毎日の患者数も右肩上がりに成長を出せています。

戦略的な歯科内覧会を

2025年度以降の歯科開業は非常に開業資金が高額になっています。
歯科内覧会は、広告チラシ・ホームページ・SNS・医院前での告知ポスターなど全体を1つのメディアとして活用することが必要不可欠と言えます。

借入金の返済スタートと運転資金を考慮しない経営はメンタル的にも大きな負担と不安になるでしょう。

ホームページは内覧会業者と連携
※当社のように自社内製作が可能な会社が理想
開業後もサポートできる内覧会業者
※内覧会が終わって「終わり」ではない
成功事例だけでなく失敗事例も多く持つ
※楽しいだけの開業、内覧会じゃダメなんです。

これらを考慮した内覧会業者を選択すべきでしょう。
高額開業で失敗速度・倒産速度が恐ろしく速くなっている昨今だからこそ、戦略的な歯科開業を推奨致します。

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